周囲ばかり気にする社員
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今回のテーマは「周囲ばかり気にする社員」。
男の人はプライドの高い人、女の人はおしゃれな人に
こういうタイプが多いような気がします・・・。
筆者の知り合いのK君は、まさに周囲の目ばかり気にしているタイプ。
仕事をしているときにいつも気にしているのは「自分の仕事がかっこいいかどうか」「同年代の社員と同程度の仕事が振られているかどうか」。
あるとき、彼に仕事をお願いすることになった。
筆者「ちょっと、頼みたい仕事があるんだけど」。
K君「それってもともとは誰の依頼ですか?」
筆者「部長から頼まれた資料なんだけど、この部分を手伝ってほしいの」
K君「わかりました。」
ということで、あがってきた資料を見て、ちょっとびっくり。
頼んでいないグラフや、個人の感想などが大量に付け加えられている。
内容がよければいいのだけれど、主観的でまったく使えない内容。
しばらくして、K君がやってきた。
K君「どうっすかぼくの資料、わかりやすいでしょう!!」
筆者「う〜ん。いろいろ考えてくれたのはありがたいんだけど、
このまま提出するのは難しいかな。このグラフの分析軸のままだと
見づらいし、コメントもこれだと根拠が浅くて、ただの感想って
思われちゃうかもね。時間もないし、とりあえず数字を使わせてもらって、
まとめる部分は自分がやるから。もちろんこの数字はK君にまとめてもらったって
いうことははっきりわかるようにしておくからね。」
K君「そうですか・・・」
しばらくして、部長がやってきた。
部長「君、K君から資料が送りつけられてきたんだが、あれは何?君の指示?」
筆者「え・・・、ちょっと見せてください。」
見せてもらうと、先日出してきた資料ほぼそのまま。
部長「この内容だと何とも言いようがないんだが、君、何とかしといてくれない?」
筆者「わかりました。すみませんでした。」
仕方ないのでK君と話す。
筆者「部長に出した書類の件なんだけど、あのままだと駄目って言ったよね?」
K君「でも、同期のH君とか、直接やり取りして褒められてますよ。」
筆者「それは事前にH君は関係の人に相談して、内容を固めてから出しているからだよ。今のK君の資料はまだ固まっていないし、見せられる状態じゃないって言ったじゃない。」
K君「・・・・・。」
しばらくして、K君はぽつりぽつりと話し始めた。
どうも同期と比べて自分は馬鹿にされているような気がする。
仕事も任せてもらえていないし、もっとでっかい仕事がしたいのに
下請けみたいな仕事ばかりがんばろうとしているのに
とにかく言われたことをやれ、と言われてしまうことが多いんです、と。
そこで少しゆっくり話してみた。
君の仕事はまだ、そのままだと認められるレベルじゃない。
大きな仕事ばかりに目がいってしまって、細かいことが甘い。
がんばっているのはわかるけれど、コツコツと下積み的なことを
丁寧にやる時期が人には必要だけれど、君はそれは
どれだけきちんとやってきた?と。
最近は昔以上に年功序列がなくなってきて、
仕事のなかでもシビアな格付けがされるようになってきた。
その分、とくに若い人たちに「あせり」が見受けられることが
多いような気がする。
でもちょっと待って。
実は最初の段階で、下積み的な仕事をどれくらい丁寧にやってきたか、
仕事の細かいところを理解しようとしてきたか、ということが
その後の仕事内容を大きく分けることになると思う。
やめる理由で「仕事がつまらない」「任せてもらえない」というのがあるけれど
最初の段階からおもしろい仕事なんて、ほとんどない。
でもその「おもしろくない」段階をクリアすると
急に仕事はおもしろくなる。いや、おもしろくすることができるようになる。
「認めてもらえない」と嘆く前に、
今、目の前にあることをきちんと、丁寧にやってみよう。
それが次の仕事へのステップに、必ずなるから。
- [2008/01/28 10:00]
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