周りが見えない社員
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今回のテーマは「周りが見えない社員」。周囲の状況を見て行動すること、時代の変化についていくことは大変だ。大変だが、サラリーマンにとっては必要なことだと思う。
事例1「自分だけ大変だと思い込んでいる社員」
ある時期、自分のいる会社で、全商品のラインナップを入れ替えることになった(業界では良くある話なのだが、規模が普段より大きかったので大騒ぎとなった)。当然皆残業は増える。10時が11時、12時とどんどん遅くなっていく日々が続いた。
周りのことなど見えなくなっていたその時のAさんとBさんの会話である。
Bさん「最近もうチョー大変なのー」
Aさん「そうだねえ・・・まあこんな時期だししょうがないよ」
Bさん「昨日なんてさ、8時までやっちゃったよ」
Aさん「え???だってみんな今はすごく遅くまでやってるよ」
Bさん「だって今までそんなことなかったじゃん」
Aさん「忙しい時期なんだし、会社にとって必要なことなんだからしょうがないじゃない」
Bさん「だってーエステも行けないし、飲みに行くのも遊びに行くのも大変だし」
Aさん「何言ってるの??今の状況でそれはないでしょう??」
Bさん「・・・・」
筆者は当時ちなみに日々、12時頃まで残業をしておりました。
でも人間って疲れすぎると声も出ないんだこれが・・・。
でも補足すると、疲れても「好きな仕事」をやっているとあんまり不満は出ないものなのです。過労でぶっ倒れ、点滴を打ってから仕事に戻る、という生活もまた楽しいものだと思う日々である(笑)
事例2「時代に乗り遅れた社員」
筆者の業界では、最近の営業さんはある程度のやり取りであれば電話やメールがメイン、という人が多い。
こちらも忙しい時期に来てもらうよりはメールのほうが後にも残るし、出張代を請求にのせられても困るので、意思疎通がきちんとできるのであれば電話やメールのほうが歓迎なのである。
だが、取引先のAさんは違う。アポイントも取らずに「ちょっと近くに来たので♪」と顔を出しに来る。これは困る。
新しいアイデアや提案を持ってきたのかな?と思って相手をすると、世間話だけなのである。だったら帰ってくれ〜!
筆者「お忙しいのにわざわざいいですよ〜」
Aさん「いえいえ、こうやってお会いするのが大事なことだと思ってますから」
筆者「・・・・」
ところがある日、その取引先について、納品日を間違える、という事態が発生した。明らかに相手のミスである。
対応が完了した段階で、状況を報告書にまとめて提出してもらうように電話をかけた。だが、翌週の月曜日、驚くべきことが起こったのである。
筆者「おはようございます!」
Bさん「あ、そういえば土曜日出勤してたんですけど(うちの会社は一応土曜日も営業しているが、ほとんどの社員が休み)Aさんが何故かいらっしゃいましたよ。約束してたんですか」
筆者「え??聞いてないよ〜。何か文書持ってきたの?」
Bさん「いや、特に何も・・・」
仕方ないので電話をする。
筆者「土曜日いらっしゃったって聞きましたけど」
Aさん「あ〜取り急ぎお詫びにと思いまして」
筆者「でも土曜日ってほとんどの社員がいないのはわかっていらっしゃるでしょう?いらっしゃるっておっしゃっていただかないと対応できませんよ」
Aさん「誠意をお見せするのが大事かと思いまして・・・」
筆者「でも報告書は?」
Aさん「いや、取り急ぎ誠意を・・・」
怒りの余り声が出ない、という経験をはじめてする(笑)
この人はおそらく「営業は足で稼げ」を地でいっているんだろうな、と改めて納得。
ちなみにその営業さんの会社、最近見積もりでは他社に負け続けております。だからって来社を増やしてもらっても仕事は増えないのに・・・・。
最近はもう「営業が足で稼ぐ」時代ではなくなっている、と思う。どの会社でも電話一本で資料を即、ファックスかメールで入れてから商談、というケースが多い(うちの業界だけかもしれないけど)。先に基礎知識をつけてから来社してもらい話をするのがお互い効率的なのに、あの営業さんはあのスタイルを続けるのだろうか。
間違った方向に努力し続けるほど悲しいことはない、ということを考える日々である。
- [2005/07/28 22:33]
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コメント
手にとるような文章に、笑っていました。
人の不幸は蜜の味・・・。
そういう人いるんですよね・・。
自己中とうより、害ですね。
昔の生保のオバチャンを思い出します。 法人相手では、義理人情より質の時代なんですがね〜。
私はあまりひどいと、担当者変更してもらいます。支障があるので・・・。
ちなみに事例2の営業さんは何回も各部署から「担当を変更してくれ」という要望が入り、一度出入り禁止になったにも関わらず、何故かまた復活している曰くつきの人物です。
最近は本当に義理人情より質の時代になっていると思います。
その分中身がきちんとしていれば、今までのお付き合いに関わらずビジネスチャンスはある時代になってきたのかもしれません。
そういったことが理解できないと、これからの営業さんはやっていけないでしょうね。
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