人のペースに巻き込まれる社員 

まず最初にお詫びです。
前回えらそうなことを書いておきながら、仕事がすごく忙しくなってしまって、まったく書き込めない状態になってしまいました。アクセス解析をすると、訪れてくださっていた方もいらっしゃったようで…反省です。

で、本題。「人のペースに巻き込まれる社員」今までの社会の中ではこのような人たちは「愛すべき」人たちだったと思うのだけれども、最近はそうもいかないようだ。

筆者の知り合いのKさんは、人のペースに巻き込まれがちな社員である。
たとえば周りの人が忙しいと「私だけが暇みたい!」ということで、付き合い残業をしたりするタイプである。
上司として最初着任したAさんは、そんな彼女を最初、好ましく思っていた。だが、月初めに前月の仕事の進捗を確認していて驚いた。

残業は一番多い彼女が、その月課せられた仕事を一番こなせていないのである。
もしかして仕事量が多いのか?と思って見直してみたが、逆に仕事量は少ないほうだった。前の上司にたずねると「忙しそうだから仕事を抑え目にしていた」という。気になって、次の月は彼女の仕事を注意してみると、いろいろなことがわかってきた。

端的にいうと「他人のペースで仕事をしている」のである。彼女の働いている仕事は、チーム全員がみんな違う種類の仕事を分担している。たとえばある物を制作する際に、
Aさんが受注

Bさんが業者に発注・スケジュールを立てる

Cさんが制作管理

Kさんが納品管理

といったように(本当はちょっと違うけど)、それぞれの仕事は関係しつつも内容としては違うものになっているため、当然忙しい時期も異なる。だが、彼女はついつい、周りにしたがって動いてしまう。
Aさん・Bさんが忙しいと、その人たちの仕事のペースに巻き込まれ、余計な仕事を手伝ってしまったり、逆にCさんが暇で先に帰ってエステ!というプランを立てると私も行く!となったり…

大体のことを理解したAさん。Kさんと話をすることにした。
「君、キャリアもあるんだから、少し自分なりの仕事の流れを考えたほうがいいと思うよ。忙しい時期はきちんとやるべきだし、暇な時は今の君の残業時間だったら、先に帰ってもらったほうが会社としてはありがたいんだから」
「でも、ほかの人を見てると帰れません!それに、誘われるとなんだか自分だけ残業しているのも嫌な気がして…」
「それは社会人の仕事の仕方じゃないよ」

しばらく悩んでいたKさん。Aさんの助言を受けて、スケジュール表を作成することになったのだが、しばらくしてからAさんが彼女のスケジュールを見ると、まったく書いていない。
「どうしてやらないの?」
と聞くと
「周りの人と話していたら『結局色々あってなかなかスケジュールどおりにできないんだよね』って言われたので」
「でも、君は『やります』っていったよね?そのほうが効率的だって、わかったんじゃないの?」
「でもみんなやってないですし…」
「…」
しばらくして行われた大幅な人員整理では、Kさんの名前は真っ先にリストから消されていたという。

基本的に仕事では、人間関係はもちろんあるけれど「人は人、自分は自分」である。残業がほかの人と比べて多い時点で、ほかの人に付き合って残業するとか、忙しそうな人の仕事を引き受ける、というのは、管理する側にとってはマイナスにしか見られないと思ったほうがいい。

筆者はちなみに「遅いときは遅い」けれど、とっとと終わらせて帰るタイプ(まあ、家庭もあるので(笑))。
ただ、そういうときに気をつけたいのが「忙しいなかでこなしている」ことがわかるようにすること。

忙しいときに雑談している周囲に、ついつられて話してしまい、残業を増やしていませんか?

忙しそうな周囲に巻き込まれてしなくてもいい仕事を引き受けて、自分が忙しいときには周囲はさっさと帰ってしまう。そんな悪循環を築き上げていませんか?

周囲がだらだらと時間ぎりぎりに来ているから、自分もそれでいいと思っていませんか?

「付き合いのいい人」と言われるあなたはご注意を。

コメント

『2万アクセス突破』に書き込みした者です。にゃこ。と申します。。
うちはかなりマイペース人間なので、周りに左右される、、という事はないのですが、もし周りに悪く言えば「なんでも人の真似する人」がいたら疲れちゃいますね。ほんとにそれでいいの??って思ってしまう。って、自分は集団行動、人に合わせるのが苦手なタイプなので、人のことは言えないんですけど。。(笑)これからも頑張ってください。お仕事忙しくても、お体には気を付けて。。

お疲れ様です。
私は事務職ではないのですが、ここ最近どこの会社でも経費削減という事をいわれ、無駄な残業代が出ないようにしています。

私が思うには、仕事は多忙な時は、相互応援で出来る限り分担して行い、宗でない時は、必要最低限の仕事の仕方でいい、と思います。

例えば、ある仕事である人がたまたまその担当になっていて、2・3人でやったら多少は早くなるものの、2・3人残業すると残業代がかさむので、一人だけで出来ることはやってもう、とか。
もちろんこれは交代制なので、特定の人ばっかりが損得になる事はない。

今は何でも作業時間や休憩時間・残業代など記録を残す事になっているので、昔のような休憩取れずに過労死、といった問題もなくなり、作業方法も見直されているので、そういった部分では良くなったのかも…

後は振り回される事無く、自分の考えをしっかり持つ事。
私も仕事がたまっていたら、ダラダラしたくはないので、雑談など誘いを受けそうになっても「ごめん、今日はこの仕事をしないといけないから、今度にしてくれる?」と言う様にしています。お互い仕事のしんどさは分かっているので、断ったくらいで人間関係にヒビが入る事はないと思います。

>にゃこさま

いつもありがとうございます。管理人です。私も何でも真似、というのは苦手なマイペースタイプですが、そういう人の行動を見ると、昔女子高で、友達同士で誘い合ってトイレに行っていた人たちを思い出します…。
気遣っていただき、ありがとうございます。まあ、仕事が忙しいのはいいことだと思うようにしております(笑)

>雅さま

いつもありがとうございます。

>私が思うには、仕事は多忙な時は、相互応援で出来る限り分担して行い、そうでない時は、必要最低限の仕事の仕方でいい、と思います。

これは理想ですね。本当は各人に分担されすぎている状況というのもよくないと思うのです。うまく手伝いあって効率よく仕事をまわすことができて、お互いがお互いの仕事を理解しあえて、カバーしあえるというのが理想です。

>後は振り回される事無く、自分の考えをしっかり持つ事。

後、集中したいときには「忙しそうに見せる」というのも手ですね。
仕事が「乗っている」ときに雑談でペースを乱されると確実に残業を増やすので、そこまで納期の早い仕事ではなくても忙しそうに見せるとか。そういう意味ではうまく緩急をつけて、休めるときはしっかり休んだり早く帰ったほうが、効率的に仕事ができると思うんです。
ある程度慣れるまでは難しいんですけど…。

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