上司の悪口を言う管理職 

今回のテーマは「上司の悪口を言う管理職」

これは結構私の周りにもいますし、電車や飲み屋の中でもいろいろ聞いたりしますから(そういう話、ついつい耳に入っちゃうんですよね〜いわれてまずい話はしないほうがいいです。ホント)、本当に多いと思います。

これは、ある居酒屋で聞いた話。
(プライバシーに抵触しちゃうとまずいので、いくつかのところは適当に変えています)

上司「A部長はよ〜本当に、困っちゃうんだよなあ」

部下「そうなんですかね。まだ僕突っ込んだ話はあまりしたことがないんで、なんとも」

上司「だってさ〜せっかくみんなでがんばって、去年の1.5倍の売り上げ取ったのに『よし、じゃあノルマもっと上げようか!』だってよ、やってられねえよ」

部下「確かに、これ以上がんばるのは大変ですが、今景気が上向いているのは確かですから、ここで波に乗りたいという気持ちは、わからないこともないですが…」

上司「いや、アイツはそんなしっかりしたことは考えてない!絶対!アイツにあるのはただ出世したいっていう気持ちだけだって。そんな人間のためにもうがんばりたくないよ。本当。Bもそんながんばらなくていいんだよ」

部下「そうなんですかねえ。いいところもあると思いますけど…」

この後も延々と悪口が繰り返されていたのだが、途中からはあまり突っ込んで聞かないようにしていたので、この先はわからない。
別に上司の悪口を言うこと自体を否定しているわけじゃない。
悪口を言ってストレス発散するのはまったく問題ないと思うのだが(非生産的な行為だと思うけれど)、ここでの問題点は「部下の前でさらに上の上司の悪口を言う」という点である。

ここでひとつ、質問。
みなさんは表面的には仲良くしていて、裏では悪口を言い合っている、というグループに、長くいたいと思うだろうか?
少なくとも私は思わない。

また、上記のような上司でも、職場で部長と話すときは冗談を言い合ったり、仲良くしているような様子を見せるのが普通だろう。
けんかばかりしている関係というのもあるだろうけれど、そういった職場にも私はいたいと思わない。

最近入社1〜3年で辞めてしまう人が本当に多くなったけれど、以前辞めてしまう人に言われたのが「お互い仲良くしているように見えて、悪口ばかり言っているのが本当にいやだった」ということ。
年を経ていくにつれて、そういう言葉を聞き流せるようにもなっていくのだろうけれど(私はまだムリ)、若い人はそれを素直にとってしまい、でも実際そこで悪口を言われていた部長には優しい声をかけられたりして、なんだか板ばさみのような気持ちになってしまう人、多いのではないかと思う(特に入社1〜3年位の部下には愚痴が言いやすいから)。

反面、絶対に悪口を言わない人というのもいる。
知り合いの前の上司のKさんは、絶対上司の悪口を言わない人だったそうだ。
無茶な要求などがあっても、上司本人とぶつかることがあっても、部下に愚痴や不満といったことをもらしたことがなかったという。
上司がそういった人だったから、部下同士で悪口を言い合うこともあまりなくて、本当に居心地のいい、前向きな気持ちですごすことができたのだそうだ。

筆者の経験から言うと、悪口というのは一時的に盛り上がるのだけれど、きっと人間関係が悪くなる。しかも、解決には至らないことが多いのだから、生産的な行為ではないし、とくに上司がその上司の悪口を言っているというのは職場の雰囲気を悪くする原因となる。

愚痴を言いたくなる気持ちはわかるんですけれどもね…。

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