会社の名前で威張る社員
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社歴が長くなってくると、その会社の社風が次第に体に染み付いてくるように
感じることがある。
外部の方と話す際には、誰でも基本的には会社の代表という形で話すわけだから、
社風が体についてくるのはいいことともいえるのだが、こういった「勘違い君」には
困ったもので・・・・・・。
先日、転職して間もない社員と話していたときに、
「いや〜会社によって相手の態度って全然違うんですね。
今までは頭を下げる立場だったのが、発注側になると
下げられる立場になって、気持ちがいいですね!」
と、聞いて、思わず苦笑してしまった。
仕事でいろいろな人と会ってみて思うことは、
若い人ほどこういう勘違いをしやすいということだ。
日本中に名前を知られているような大会社の若手社員に
そういった傾向は見られやすい。
そして、えてしてそういった人たちは仕事ができない。
仕事ができない分を、態度でごまかしているようにも
思えることがある。
最近、社内のちょっと大きな仕事に関して、
協力先の会社をどこにしようかということを
検討したことがある。
大会社のA社、中堅どころのB社、地元企業のC社
(ちょっとぼかしてます)
のなかで、提案資料や見積もりなどを見ながら
考えることになった。
各社の担当と会ったのだが、驚いたのがA社の担当。
担当が代わっていたのは知っていたのだが、
びっくりするほど傲慢で、人の話を聞かない。
「大丈夫ですようちはこの仕事、圧倒的なシェアを
持ってますから」
「でも、他社さんとは流れが違いますし、仕事の規模が
それほど大きくないので、やり方を考えていただく必要が
あるんですけど」
「いや、うちの会社でしたら系列もありますし、一貫して
できますので、何でも大丈夫です」
「ちょっと細かい点、気をつけていただきたいことを
ご説明したいんですが」
「あー書類でいただければ大丈夫です。検討します。」
ということで、見積もりと提案書を出してもらったのだが、
A社の見積もりを見て、思わず笑ってしまった。
仕事の規模がとんでもなく大きなものに勝手に変えられており、
見積もりも考えられないほど高額。しかも内容は間違いだらけ。
結局、こちらのお願いした内容に従いつつ、
予算に配慮しながらいくつか提案を出してきてくれた
中堅どころのB社にお願いすることになったのだが、
「残念ながら・・・」という電話をしたときのA社の担当の対応に
笑ってしまった。
「うちの提案の方がいいですよ!どうして駄目なんですか」
「いや、そもそも予算に全然合ってないですから、それに
いくつかお願いした条件が無視されてますし、これでは
難しいと思います。」
「どこに決まったんですか?」
「B社さんにお願いすることになりました」
「ふ〜ん・・・・・そうなんですか。でも、うちの方が安心できると
思いますけどね。金額面でもうちだったら条件を変えて交渉できますし、
もう少しご説明できませんか。」
「いや、もう決まったことですから。交渉できるのであれば
その旨書いておいていただかないと」
後になって、外注業務の決定業者の一覧を見る機会があったのだが、
上記A社の数が前年度に比べてがっくり減ってしまっているのに
思わず納得してしまった。
そしてA社の営業は、しばらくしてから異動になった。
会社にいると、とくにやる気があって、最初できると言われる人ほど
「生意気ざかり」という年代があると思う。
会社の名前がそれを後押ししてしまうこともあるだろう。
とくに、ある程度の仕事を任され、取引先の腰が低かったりすると、
勘違いしてしまうことがあるのだが、そういうことをしていると
仕事で絶対に痛い目にあう。
できる人はどんな規模の会社でも、腰が低い。
若い人、自分が「できる」と思っている人、
大きな会社にいる人は、ご注意を。
- [2007/12/21 09:00]
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